先日擬似ドルペッグについて投稿したものですが、
すみません、いくつか勘違いをしておりましたので訂正します。
まず、USD/HKDの変動幅ですが、
7.75~7.85までですので、7.8万通貨で作ります。
そして、政策金利においても、
USDが上がればHKDも同じだけ上がり、
下がれば同じだけ下がりと金利も連動しますので、
合成したUSD/JPYが買い、HKD/JPYが売りオンリーです。
以上の点を踏まえて以下に訂正します。↓
制度が終了するまで、低い変動率により
高レバでスワップを享受出来る事で有名な
ドルペッグ制があります。
代表的な物にUSD/HKDがあり、
この十年でドル円にして1円40銭の変動幅と言う
極小の為替リスクなのですが、日々の金利の変動により、
度々のスワップ受け取りのポジション逆転や
売り買い両方ともマイナススワップが付く場合もあり、
ドルペッグの利点を活かしきれない場合があります。
そこで、擬似ドルペッグを作ります。
USD/HKDはUSD/JPYとHKD/JPYで作れます。比率は、
USD/HKDの基準値が7.8ですので、1対7.8で作ります。
USD/JPYとHKD/JPYは分解したペッグUSD/HKDですので
当然ですが、相関が1.00の順相関となっています。
USD/JPY×1とHKD/JPY×7.7(か7.8)で受け取れる金利が
多い方を買い、もう一方を売りで
為替リスクはほぼ0でスワップを受け取れます。
擬似ドルペッグする事で、両方にスプレッドと
手数料がかかりますが、実際はUSD/HKD単一ペアと
同程度のスプレッドで済みますし、
保有し続ける事でスワップで相殺出来ます。
お試しする時は、業者のUSD/JPYのスワップ金額で
高い所と安い所で20円、HKD/JPYで5円位差があるので
USD/JPYの受け取りスワップが高い業者。
HKD/JPYの支払いスワップが低い業者とを良く調べ
擬似ペッグのスワップの利点を最大限に活用しましょう。