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行動ファイナンス理論とは人々の心理が投資をする際の得、あるいは損に
直接結びつくという理論のことです。
アメリカのカーネマン博士が提唱。経済の分野に心理学を取り入れた理論。
2002年ノーベル経済学賞を受賞、全世界大注目の最新経済理論。
アルバイトで貯めた100万円を400万倍の4兆円にした世界一の投資家
ウォーレン・バフェット氏も行動ファイナンス理論の実践者なんです。
ここで一部を紹介します。
法則その①
人間は同じ額でも儲けた時の喜びよりも、損をした時の心理的ダメージが大きい
解説
人は利益が出ればすぐに決済するが、損をしている場合なかなか決済しようとしない。
損をした時こそ、その事実を認めて決済しなければならない。
儲かったとしてももう一回冷静に戻ってもう少し持っていた方が良いということが
行動ファイナンスの理論なんです。
法則その②
人は数学的な正確さを根拠にしない!
解説
例えばコインの裏表で勝負します。5回連続(裏裏裏裏裏)が出ました。
次はどちらに賭けますか?
調査によると8割を超える人達が表に賭けるのです。
しかし確率的には2分の1なんです。
人が最も陥りやすい罠なんです。
為替で5日連続で下がったとします。しかし、6日以降もチャートの上下は2分の1なんです。
ここで冷静な状況判断が必要になってきます。
法則その③
儲かっている時は手堅く行動するが、損がかさむと賭けに出てしまう!
解説
次のうちどちらを選びますか?
A、8万円確実にもらう
B、賭けを実行、85%の確立で10万円もらう。15%の確立で0円
さて皆さんはどちらを選びましたか?
この場合も8割近い人がAを選びます。
しかしこの場合、確率でいけばBの平均は85000円となりAより5000円も儲かるんです。
ではもう一問
A、8万円確実に支払う
B、賭けを実行、85%の確立で10万円支払う。15%の確立で払わない
これまた8割近い人達がBを選択します。
しかしこの場合も陥りやすい罠で、確率でいけばBの方が平均で85000円払うので
Aの方が5000円もお得なんです。
要するに
得しているときは 売り(確実) よりも 値上がり待ち(賭け) をしたほうが良いのです。
損をしている時は 値上がり待ち(賭け) よりも 売り(確実) をしたほうが良いのです。
この行動ファイナンス理論であなたの投資スタイルも変わるはずです!
是非チャレンジしてみてください!
オススメ書籍
バフェットからの手紙
行動ファイナンス-理論と実証
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